アソビュー、「Google で予約」で訪日客に観光チケットの販売開始
日本最大級の遊びのマーケットプレイス「asoview!(アソビュー)」を展開するアソビュー(東京都渋谷区)は10月23日、Googleが提供するサービス「Google で予約」に参画し、 asoview!に掲載している観光スポットのチケットを「Google で予約」を使って予約または購入可能にした。訪日外国人を対象として英語版での提供から開始。外国からの利用者を拡大する。
※利用にはGoogle アカウントが必要。
※予約時の支払いが必要な観光スポットのチケットもある。
訪日がコト消費へ移行
「明日の日本を支える観光ビジョン」で政府が定めた目標の一つ、 2020年までに訪日旅行消費額8兆円という高い目標を達成するためには、 「モノ消費」から「コト消費」に移行している訪日外国人の旅行需要を踏まえ、 体験型観光についての消費を促していくことが必要となっている。その上で、 アソビューが「Google で予約」に参画したポイントは2つ。
1.「コト消費」欲が高まる訪日外国人への訴求
訪日外国人観光客の消費行動が、 爆買いに代表される「モノ消費」から、 日本そのものを体験して楽しむ「コト消費」に変化している。
「Google で予約」へ参画し、 日本におけるasoview!に掲載している観光スポットのチケットを「Google で予約」を使って予約・購入できるようになったことで、 2020年へ向け「コト消費」ニーズがますます高まるインバウンド需要に対し貢献できることを期待している。
2.キャッシュレス化で混雑緩和などに期待
観光庁の「観光ビジョン」では、 訪日外国人が訪れる主要な商業施設、 宿泊施設及び観光スポットにおいて、 2020年までに「100%のキャッシュレス決済対応」及び「100%のクレジットカード決済端末のIC対応」の実現に向けた支援措置を行うとある。
参画により、 ICT化が先進している訪日外国人に向けた、 チケット購入時のキャッシュレス決済を増やすことで、 観光スポットの混雑緩和を中心に、 業務オペレーションの改善に貢献できることを期待している。
今後の展望
「Google で予約への参画により、 訪日外国人の日本滞在中における予約ハードルを下げ、より多くの人に日本のワクワクする遊びやレジャー体験を提供する」と同社。2020年に向け、 日本人向けにサービスを提供できるよう開発を進める予定だ。
アソビューURL:https://www.asoview.com/
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