京都市のホテル延べ宿泊者数、5月は97.3%減 外国人客はほぼゼロ
20/07/03
京都市観光協会は6月30日、5月の市内55ホテルの宿泊状況を発表した。総延べ宿泊者数は前年同月比97・3%減で、4カ月連続で過去最低を更新。新型コロナウイルス感染拡大の打撃はこの時点ではとどまらず、深刻な状況が続く。
このうち外国人延べ宿泊客数は前年同月比99・9%減とほぼゼロに。日本人延べ宿泊客数も、5月25日に緊急事態宣言が解除されたものの自粛が続き、同94・7%減だった。
客室稼働率は同76・6ポイント減の6・5%。臨時営業するホテルの増加で売可能客室数が調整され、6カ月ぶりに前月から微増したが低水準が続く。
同協会では今後、全国的な移動解禁や国の「GoToトラベルキャンペーン7」などがあることから国内からの誘客は徐々に回復を見込む。海外からも渡航規制の緩和などで需要回復に期待したいとしている。
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