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コロナ後見据え、オール関西で中国の旅行社と大商談会/関西観光本部が参加者募集中

国土交通省近畿運輸局と一般財団法人関西観光本部は3月4日から、オンライン商談会「オール関西 第1回 中国大商談会」を開催する。中国側からは広東省・江蘇省・浙江省・北京市・上海市の3省2特別市を中心とした旅行会社の訪日旅行担当者ら約90社が参加。日中往来再開に向けて関西の魅力を発信する機会として現在、関西一円の事業者に参加を呼びかけている。

大商談会は3月4日を皮切りに平日の6日間程度にわたり実施する。10日から平日3日間程度は、教育旅行誘致事業も同時開催する。セミナーと商談会の2本立てて、セミナーでは関西10府県4政令市の担当者らが地域の魅力をプレゼン。コロナ後を見据えて、中国の富裕層マーケットをターゲットに、関西広域を訪れてもらえるようオール関西でプロモーションを行う。

商談は、訪日旅行に取り組む中国の旅行会社90社と個別に意見交換。1回の個別商談を30分とし、じっくりと商談できるほか、事前に相手会社のプロフィールを確認するシステムを導入、ミスマッチを軽減し効果的な商談につなげる。通訳の手配も可能。

コロナ前は、訪日旅行者総数の3割以上を占め旅行消費額も総額で1位だった中国市場。中国人の訪日意欲は依然高水準を保ち、コロナ収束後1年以内に日本を訪れたいとする人も半数以上にのぼっている。

関西観光本部では「コロナ後の新たな旅を提案すべく、現地旅行会社との接点を増やすことは、今後のプロモーション活動に必ず役立ち、2025年の大阪・関西万博に向けた観光経済復活の第一歩になる」として、大商談会への参加を呼びかけている。

参加申し込みは2月7日17時まで受け付ける。問い合わせは、関西観光本部TEL06―6233―7202まで。

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