中学生が考える共生社会
先日、関西の様々な大学から学生が集まり地域や企業、社会が抱える課題解決に挑戦している「学生企業」の活動に参加してきました。
事業名称は、「中学生だからできる!プロジェクト」。体験学習を通して中学生が車いす利用者の日々の困りごとを知ることで、自分たちだからできることを考えます。障害に対する理解を深め、誰もが住みやすい共生社会の実現に貢献することを目的としています。
ここでの先生は、いつもとは違い、自分たちと年齢の近い大学生のお兄さんやお姉さんたちです。少し照れながらもすぐに距離が縮み、体育館は大いに盛り上がっていきます。30分ずつ、車いす体験に出るチームと体育館でワークに取り組むチームです。車いす体験から戻ってきた時には、学校周辺の危険な場所を把握し、今後の自分たちにできることを明確にしていました! 素晴らしい…。
体育館でのワークのテーマに「相手に伝わる言葉を考える」がありました。普段私たちが何気なく使っている言葉は、誰にでも伝わる言葉なの? 例えば「大体」や「ちょっと」という曖昧な言葉を絵に描いてみたらどうなるだろう? 制限時間はたった2分だったのに、学生たちは迷うことなく描き始めます。
オセロの盤のほとんどを白にして「大体」としたり、大きなお皿に一粒の豆を乗せて「ちょっと」と表現する学生もいました。この曖昧さを伝えたくても理解されないとしたら、どうすればいい?…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2026年2月10日号)
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