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19年比11・6%増の308万1600人 3月の訪日客、単月過去最高を記録

日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は4月17日、3月の訪日外国人旅行者がコロナ前の2019年同月比で11・6%増の308万1600人だったと発表した。春の観光需要もあり単月として過去最高を記録。初の300万人超えを果たした。

春の桜シーズンで需要をとらえたことに加え、今年はイースター休暇が3月下旬からだったこともあり、好調だった。台湾やフィリピン、米国などが増加したことが数字を押し上げた。

23市場のうち17市場が3月として過去最高を記録。ベトナム、インド、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、北欧地域は単月過去最高を更新した。

1―3月までの累計は19年比6・3%増の855万8100人。

3月の出国日本人数は19年比で36・8%減の121万9800人だった。減少幅は前月とほぼ変わらず、なかなか回復してこない状態が続いている。

インバウンド

円安効果で初の300万人超え
(写真はイメージ)

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