19年比14・7%増の25兆1536億円、宿泊旅行単価大きく上昇 2024年の日本人国内旅行消費額年計
25/05/02
観光庁が4月30日に発表した2024年の日本人の旅行・観光消費動向調査の年間値(確報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年比で14・7%増の25兆1536億円だった。前年比では14・8%増。旅行者数はコロナ前よりやや劣るものの同水準に。そのなかで物価高や宿泊単価上昇などの影響もあり、1人あたりの旅行支出が増え、全体の消費額はコロナ前を大きく上回った。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は19年比18・5%増、前年比14・3%増の20兆3325億円。日帰り旅行消費額は19年比1・0%増、前年比17・2%増の4兆8211億円。
国内延べ旅行者数は19年比8・0%減、前年比8・5%増の5億3995万人。旅行者数の内訳は宿泊旅行が19年比5・9%減、前年比4・2%増の2億9314万人、日帰り旅行が19年比10・4%減、前年比14・1%増の2億4681万人。
旅行1回あたりの旅行単価は19年比24・7%増、前年比5・8%増の4万6585円。宿泊旅行が19年比26・0%増、前年比9・7%増の6万9362円、日帰り旅行は19年比12・7%増、前年比2・7%増の1万9533円だった。
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