楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

日本のサウナ実態調査 この1年で「ライトサウナー」が増加

24/05/21

日本サウナ・温冷浴総合研究所(日本サウナ総研、千葉県船橋市)は5月20日、「日本のサウナ実態調査2024」を発表した。2017年から実施している日本におけるサウナ・温冷浴の実態調査で、3月に全国の成人男女1万人を対象に行った。

調査では「年に1回以上サウナに入る人」「月に1回以上サウナに入る人」「月に4回以上サウナに入る人」をそれぞれ「ライトサウナー」「ミドルサウナー」「ヘビーサウナー」として分類し、人口推移を分析している。

それによると昨年の調査と比べライトサウナーは945万人から1128万人に増加したものの、ヘビーサウナーは287万人から219万人へ、ミドルサウナーは548万人から431万人に減少した。

特に利用頻度の高い層が減少しており、コロナ前の水準には戻っていない。サウナ人気のブームが報じられるなか、日本サウナ総研では「大きな変化は見られませんでした」としている。

サウナ利用者と非利用者に「サウナにいくらかけてもいいか」の質問では、サウナ利用者は「500円以上1000円未満」、非利用者は「500円未満」の回答が多かった。

また、非利用者のサウナに行かない理由では、「サウナに興味がない」が53%と最も多く、次いで「サウナを気持ちよいと思わない」(19%)、「サウナよりも優先すべき趣味を持っている」(12%)などがあった。

サウナに行く可能性としては、「時間的余裕があれば行きたい」(14%)、「金銭的余裕があれば行きたい」(13%)、「便利な立地にサウナがあれば行きたい」(12%)などの回答があった。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
海と生き海を守る三重鳥羽の旅

鳥羽市の基幹産業である漁業、観光業が連携を図り、漁業者と観光事業者が抱える課題を出し合って...

蒙古襲来750年・歴史とロマンを感じる長崎県壱岐・松浦

時は鎌倉、大陸から元が日本へ侵攻した一度目の蒙古襲来(元寇:文永の役)から今年で750年。...

個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ