会員増強と集中送客推進 石旅協・福旅協、両共栄会が合同総会開く
石川県旅行業協会共栄会(小田孝信会長=加賀屋)と福井県旅行業協会共栄会(伊藤和幸会長=まつや千千)の合同総会がこのほど、福井県あわら温泉の美松で開かれた。190人が出席した。
総会では石旅協、福旅協共栄会のいずれも会員増強の推進と受入会員への集中送客、受入会員のパンフレット配布や情報宣伝、情報交換を行うことを決めた。
小田会長は北陸新幹線の効果が新幹線開通前の数字に近づいてきたことを報告。タイからのチャーター機により多くの観光客を迎え入れたことなど、インバウンドの受入が充実したことを紹介した。
任期満了に伴う役員改選では、小田会長は相談役となり、新会長として萬谷正幸さん(瑠璃光)を選出した。
小田相談役は「6期12年というたいへん長きに渡って会長を務めさせていただいた。お世話になりました」と、大任を全うできたことに感謝を述べた。
これを受けて萬谷新会長は「浅学菲才だが、会員の皆さまのご指導、ご鞭撻をいただきながら頑張りたい」と話し、小田会長からバトンを受け継いた。
伊藤会長は「2017年も前年に続いて記録的な豪雨や自然災害に見舞われ、観光業界にとっては厳しい1年だった。北陸新幹線の効果は落ち着いたものの、インバウンド客は増えて賑わった」と話し、旅館の人材育成や生産性向上に取り組み、労働環境の充実を図る考えを示した。
例年発表する地区別旅館等送客実績(16年10月―17年9月)では総数で石旅協が29万7503人、福旅協が23万7132人だった。
総会終了後には、スイス日本語インフォメーションセンター代表でまちづくり観光研究所主席研究員の山田桂一郎さんが「選ばれ続ける地域とは」と題して講演。山田さんは「勘や経験値だけに頼っている地域は伸びない」「地元民が食べないB級グルメ、地元民が滑らないスキー場といったリアリティのない地域には人は来ない」ことを指摘。「地元の人たちが関わっていない取り組みは意味がない。地域を巻き込んで本物を醸成することを皆さんに期待します」と呼びかけた。
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