組合員拡大に一丸 兵旅協、入会条件の緩和など決める
兵庫県旅行業協同組合(兵旅協、門田基秀理事長=国際旅行、25会員)は2月21日、神戸市中央区のホテルクラウンパレス神戸で通常総会を開いた。
席上、門田理事長は今年度の事業計画として「組合員の拡大推進をトップに掲げて取り組みたい」と話し、組合員を増やすことに全力を尽くす考えを訴え、協力を求めた。入会条件の緩和や組合員勧誘チラシなどを制作し、組合員が一丸となって会員増に注力する。

再任が決まった門田理事長は
「協力し合い成長する“協成”の
1年にしたい」と抱負
新規会員確保のために入会規定の変更も行い、出資金の口数や補償共済基金を改正。これまで加入時に必要だった基金よりも入会しやすい金額になった。
また門田理事長は2018年度の総取扱高が目標としていた24億円に対し19億8千万円、統一クーポンの発券額は16億5千万円の目標に対して13億3千万円だったことを報告した。
兵旅協と大阪府旅行業協会、京都府旅行業協同組合とで連携するHOK連絡会で共同販売する「まる得ユニットプラン」で、兵旅協は宿泊198人、日帰り56人の送客実績があったことを明らかにし、今年度も継続して事業を行う。任期満了に伴う役員改選では門田理事長を再任した。門田理事長は「組合の存在が問われる時代。共生という言葉があるが我々は“協成”という言葉を使って協力しあって成長する1年にしたい」と抱負を語った。
別会場では兵旅協契約機関協力会(熊野幸三会長=ルミナスクルーズ)の第17回総会も開かれ、任期満了に伴う役員改選では熊野会長を再選した。
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