【観光業界リーダー年頭所感】一般社団法人奈良県旅行業協会 会長 中島昭人 氏
2026年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年、関西では大阪・関西万博が6カ月間にわたり開催され、来場者は2500万人を越え、当初、不安視されていた入場者が後半は連日予約枠を越える勢いで、2005年の愛知万博を上回り、反響を持って幕を閉じることができました。
また、就任1年目の藤川球児監督が率いる阪神タイガースが史上最速でのリーグ優勝を果たし、関西の地は盛り上がるとともに大きな経済効果も生み出しました。
そして、奈良県初、憲政史上初の女性総理大臣として高市早苗総理が誕生し、とどまること無く続くインフレの中で苦しむ国民に対して、積極財政で経済成長を促し、景気回復への期待感が寄せられています。
2026年は、火のような強さで最大限の成長を目指し、それを成し遂げるといわれる「丙午」の年になります。
奈良県旅行業協会は、2月11日に、いよいよ「第20回国内観光活性化フォーラムinなら」を開催し、全国の皆様をお迎えするその日までカウントダウンの段階に入りました。手綱を締めて、目標をしっかりと見定めて進めていけば、旅行業界において次の大きな実りとなるフォーラムになるものと信じております。
労働人口の減少、AIの波が押し寄せる世界の中で、端境期にある旅行業界が持続可能な業界として生まれ変わるためには、時に業界における既成概念をぶち壊していかなければなりません。
ガラパゴス化することなく、時代の未来をしっかりと受け止め対応していくことが、ますます必要になってきます。
長引く物価上昇と社会への疲れを背景に、2026年の消費トレンドは“静かなる贅沢”の時代に向かうと考えられます。地方移住や自然との再接続、ミニマルな暮らしが見直され、SNSでも「スローライフ系」の発信が人気を集めそうです。従来の旅行ビジネスモデルにしがみつくことなく、地域に根ざしたANTA会員こそがここに活路を見いだせるチャンスがあると思います。
奈良県旅行業協会は、今回のフォーラムを新たなスタート台として、次なる時代の旅行業・観光業へ向け、意識改革を行い、個々の会員の力を付けるとともに組織の強みを生み出す事業を積極的に展開していく所存であります。
最後になりましたが、競走馬のように一気に駆け抜けるのではなく、農耕馬のように力強く実りを育む午年になることを切にお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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