首里城焼失 今のところ沖縄旅行への影響見られない JATA
19/11/14
JATA(日本旅行業協会)は11月14日、東京・霞が関のJATA会議室定例会見を開き、沖縄・首里火災による沖縄観光への影響について、全般的に「旅行のキャンセルや新規予約への影響は見られない」などと報告した。
個人旅行はマリンスポーツやテーマ別観光など多岐に渡っていることや、首里城を組み込んだエスコート型ツアーについても、同じ那覇市内の龍潭池や、南城市にある世界遺産、斎条御嶽などに振り替えることで対応できている。
修学旅行も、今のところ方面や日程の変更は出ていない。沖縄への修学旅行の主な目的が、南部戦跡を訪ねる平和学習、マリンスポーツなどの体験であるためと見られる。
沖縄への年間旅行者の約3割、300万人を占める訪日旅行では、首里城は沖縄観光のシンボルではあるものの、旅行形態が団体旅行から個人周遊観光にシフトしていることもあり、影響は少ないと予想している。
首里城には年間280万人が訪れていた。JATAでは収益の一部を寄付する首里城復興ツアーの造成を会員に呼びかけるほか、14日からウェブサイトで首里城復旧・復興支援のため、会員および一般からの募金の受け付けを開始した。
トップ画面下部の「社会貢献活動」のコーナーから募金受け付けの画面に入れる。2020年1月31日まで受け付ける。
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