JTB総研 「JTB REPORT 2021」を発売、アフターコロナの海外旅行市場を展望
21/11/29
JTB総合研究所(東京都品川区)は「JTB REPORT 2021 日本人海外旅行のすべて」(https://www.tourism.jp/store/item/whitepapers/jtb-report/)を発売した。世界のエリアごとの海外旅行の現状を紹介しながら、アフターコロナの海外旅行市場を展望している。
日本を含むアジア各国の海外旅行再開は欧米に比べ大幅に遅れている。ワクチン接種率が上昇した欧米では2021年夏以降、西ヨーロッパと北米が選考する形で国際線の座席数が回復し旅客の動きが再開し、着地となっている東ヨーロッパや中米の座席数も上昇している。
これに対しアジアでは座席数の回復が全く進んでいない。レポートではアジア広域のワクチン接種率の引き上げと、中国初の海外旅行再開などが需要回復のカギになると指摘している。
日本人を対象にしたアフターコロナの海外旅行は他国以上に感染対策を重視する傾向にあり、目的地としては行き慣れているハワイやアジアの国々が上位を占めている。
レポートは1988年から毎年発行され今回が34回目。独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、海外旅行マーケットの動向、構造を分析している。
価格は1万3200円。
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