クラブツーリズム、大阪歴史博物館と歴史ツアーを企画・発売 第1弾は聖徳太子ゆかりの地へ
21/12/09
クラブツーリズム(酒井博社長)はこのほど、大阪歴史博物館(大阪市、中央区、大澤研一館長)と10月に締結した連携協定の一環で、同館学芸員が案内する歴史ツアーを発売した。第1弾は1400回忌を迎えた聖徳太子にスポットを当てたツアーを12、1月に実施する。
ツアーは「1400年御遠忌記念 聖徳太子の時代と難波」と題し、12月11日と2022年1月22日の前後編2回を実施。大阪市内発で、前編は聖徳太子ゆかりの植山古墳、菖蒲池古墳、後編は法隆寺、叡福寺などをめぐる。
両者連携による歴史紀行は、企画段階から学芸員と入念な視察を行ったうえでの実施。学芸員が全行程に同行し移動中も歴史秘話を披露するなど高質な大人の知的好奇心を満たす内容になっている。
前編は旅行代金1万9千円、詳細はhttps://bit.ly/3FS1GUH。後編は2万1千円で、詳細はhttps://bit.ly/3I1zwII。
会見で同社テーマ旅行本部の中村朋広副本部長は「創業以来、歴史ツアーは人気があり、今回大阪歴史博物館と包括連携できたことで、さらに進化した魅力ある歴史ツアーを提供できると思います」。
同博物館の大澤研一館長は「歴史は書物や遺物だけでなく『場所』とセットで存在します。場所を訪問してこそ深い歴史の理解に到達しますので、今回のツアーは意義深い」と包括連携協定で造成したツアーへの自信をのぞかせた。
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