受入機関の入会門戸を開く 観栄会
22/07/27
旅行会社と受入機関でつくる観栄会(吉田瑛会長=濱観光サービス)は6月28日、大阪市中央区の大成閣で2022年度定時総会を開き、50人が参加した。
吉田会長はあいさつで「観光需要が高まっているとはいえ、厳しい環境下であることには違いありません。コロナ禍で人と人の情報交換の必要性を改めて感じたように思います。便利なところはインターネットを使えばいいのですが、我々は旅行をされるお客様の生の声を聞き、受け入れの皆さんからは地域の情報をいただくという対面の中で成り立っています。お客様が本当に求めていることをきちんと見極めて仕事をしているのか、再度見直し、これまで以上にいい仕事をしましょう」と呼びかけた。
![観栄会](https://www.travelnews.co.jp/img/220727tourist1.jpg)
「人との対面の中で成り立っている生業」
と話す吉田会長
今年度の事業については新コースの研究や実務担当者懇談会、各種情報提供・説明会などを行うと決めた。会則の変更も行い、これまで「ホテル・旅館・施設・運輸機関といった受入施設の入会が同一地区原則2施設まで」の文言を削除。2施設以上であっても入会が可能になった。
観栄会はコロナ禍で入退会があったものの現在、業者部会25、受入部会42の67会員で運営している。
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