京都伏見の新たな大人旅 JTB京都支店「日本酒ペアリング船」、9月運航
22/08/26
JTB京都支店は、NPO法人伏見観光協会や伏見区地域力推進室などとともに、観光庁の看板商品創出事業に採択された「京都・伏見の新しい大人旅! 舟上で愉しむ日本酒ペアリング船」イベントを9月9―11日に実施する。8月6日にはメディアらを対象にした試乗会を行った。
イベントは、三十石船に乗って宇治川派流をゆっくりと周遊し、伏見の清酒と京料理を楽しむというもの。日本酒のまちであり港町でもある伏見の新しいアトラクションとして、観光客の滞留時間を伸ばそうという試みだ。
試乗会では、寺田屋浜から三十石船に乗船し、スパークリング日本酒で乾杯。伏見の蔵元を代表する大吟醸やにごり酒、純米酒など6種と、秋鱧の天ぷらや湯葉刺身、生麩の味噌田楽など京料理を味わう。それぞれ料理に合う酒を解説してもらいながら舌鼓を打つ。約1時間の短い船旅だが、伏見らしさを感じるには十分だった。

日本酒と京料理を味わえる三十石船の船内

酒と料理のセット
伏見観光協会の中川雄介事務局長は「コロナ禍で伏見も打撃を受けましたが、大人の旅でまちの賑わいが戻れば」と話していた。
9月の開催日はちょうど十五夜の時期。昼の部と夜の部で運航し、夜は月見も楽しめそう。3日間で9回運航する。定員は20人。
料金は昼5千円、夜6千円。20歳以上が参加条件。
問い合わせは日本酒ペアリング船事務局 電話075―365―3124。
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