新トップで業界をけん引 京都府の旅行業4組織・総会
25/07/02
一般社団法人京都府旅行業協会、一般社団法人全国旅行業協会京都府支部、京都府旅行業協同組合、株式会社京都全旅の総会が5月27日、京都市下京区の京都東急ホテルで開かれた。昨年に続き同日同会場の開催で、4組織とも代表者を新任。協会新会長・支部長には森野茂さん(アルファトラベル)、組合理事長には常田学さん(ウイニングトラベルサービス)、会社新社長には尾池文章さん(コムス)が選出され、新体制で京都府の旅行業界をけん引する。
京都府旅行業協同組合(46組合員)の第43期通常総会では、基幹事業の京旅協クーポンや十石舟事業について森野前理事長が説明。24年度のクーポン取扱高は前年度比83・3%の5億2300万円だった。宿泊券は前年度を上回ったものの、取次クーポンが前年の6割まで減少した。これについて森野前理事長は「事務手数料が発生するクーポンではなく組合員の現金払いが増えたことが要因」とした。十石舟については、JR東海のEX予約で乗船できるようになったこと、早朝特別貸切便の運行を始めたことなどを報告。「全体としては黒字を確保できた」(森野さん)とした。

合同懇親会で抱負を述べていた森野新会長
クーポンについてはインボイス制度にシステムが対応できていないことなど課題が表出していることから、常田新理事長は「一丁目一番地とクーポンの強化、改修を私の期の責任を持ちやりとげたい」と決意を示した…
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