楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

「AIに負けない」 観栄会総会で吉田会長

23/07/16

観栄会(吉田瑛会長=濱観光サービス)の2023年度定時総会が6月20日、大阪市淀川区のホテルプラザオーサカで開かれ、旅行会社と受入機関の会員45人が出席した。コロナ禍で1年延期していた役員改選では吉田会長を再選した。

吉田会長はあいさつで「先日、クルーズ客船のようなさんふらわあの新造船でお客様をお連れしました。別府温泉で宿泊したのですが、宴会を受け入れる旅館が2軒しかありませんでした」と自身の体験談から切り出した。「人員不足で、旅館ホテルも個人化が進んでいます。これが、コロナ禍を経た時代の変化かもしれません。頭を切り替えて過去の情報や、経験に頼った自分の知識は捨て、一から時代の流れに従っていかなければならないだろうと思っています」。アフターコロナの時代を実感したという。

観栄会

総会に出席した会員

その上で「人と人との関係で成り立っているのがこの業界。機械化、AI化が進んでいる中で、人間でできることを改めて考えなくてはなりません。感情が伴う仕事、人の心を読むことは機械やAIではできません。そのために必要なのは会話です」と話し…

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ