お米の可能性を学ぶ 大紀観光がツアー/奈良
23/12/03
大紀観光(奈良県吉野郡)はこのほど、奈良県の下市町社会福祉協議会の日帰り研修ツアー「おくさま印・お米の可能性は無限大」で、大阪府松原市の幸南食糧食品開発センターを訪ねた。
同センターでは、日本に1台しかないMICVAC社の「マイクル波加熱調理殺菌システム」を使った調理体験をしたほか、幸南食糧の川西孝彦社長による講演も。川西社長は「日本人がもっとも米を食べていたのは1962年で1人当たり118㌔グラムでした。それが60年経った2018年には半分の54キログラムになっています」と話し、日本人の食生活が大きく変わっていると指摘。ライバルは「時代の変化」とし、米や農産物の新たな需要を創出するためNPO法人農産物加工協会を立ち上げて全国各地の農家を支援していることを伝えていた。
ツアーに参加した女性11人は、堺市にある大起水産まぐろパークで昼食と、産地直送の鮮魚などの買い物を楽しんだ。

ツアー参加者の皆さんと
幸南食糧の川西社長(後列右端)
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