東南アジアや遠方も人気、緩やかな回復続く HIS・年末年始の海外旅行動向
24/12/04
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、年末年始(12月27日―2024年1月5日出発)の予約状況から海外旅行動向をまとめ、発表した。方面別では今年も韓国ソウルが1位。予約者数は前年より増加し、緩やかながら回復が続いている。
予約は前年同期比(調査日は11月5日)で125・3%とまずまず好調。バンコクやシンガポール、セブ島、ダナンといった東南アジア方面の人気が目立つ。LCCによる選びやすい価格帯の設定や期間限定のチャーター就航などが要因という。そのほか9連休となる日並びのよさから北米やヨーロッパ、中近東地域の増加も顕著。
平均単価は為替の影響と航空運賃の値上がりから同121・0%の24万1500円。出国は12月28日、帰国は1月3日がピーク。
旅行先1位ソウル、2位台北、3位ホノルル、4位バンコクまで前年同様。5位に前年7位のシンガポールが入った。以下、グアム、セブ島、プサンと続き、9位ダナン、10位香港が新たにベスト10入り。
前年からの予約者急上昇ランキングは、1位ダナン、2位香港、3位ケアンズ、4位バリ島、5位セブ島。
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