旅行産業経営塾、大阪初の開講で塾生募る
25/03/14
将来の旅行産業を担う人材育成に取り組む旅行産業経営塾(原優二塾長=風の旅行社・JATA副会長)は2025年5月―26年3月、大阪で初めて1年を通した旅行産業経営塾を開講する。現在、塾生を募集中だ。
講義のカリキュラムは海外・国内・インバウンド、企画旅行・個人旅行・素材販売、コンサルティング・CS・DX、行政・学術界・マーケティングなど4分野に大別した多彩な内容。次世代の経営管理者を育成するため、個々の企業経営のノウハウではなく、旅行産業全体の将来的なあり方を視野に入れた構成としている。基本的に毎月1―2回、土曜日に開講し、時間は10―15時の4コマで全12回。毎回、講義とグループディスカッション、発表・講評を行う。6月28―29日には合宿形式で行う。
原則、旅行産業に従事する経験5年以上の中間管理職や経営者を対象にしており、受講料は12万円(1泊2食の合宿費、教材費など含む)。全50コマの70%に当たる35コマ以上の出席と卒業論文の提出が卒塾の条件。
原塾長は「おもしろいのが当たり前の大阪。ぜひ入塾していただき、私たちとともに旅行産業の未来を創る仲間になりませんか」と呼びかけている。
同塾は1990年に始まり約500人の卒塾生がネットワークを築いている。今回は第14期生の募集になる。
問い合わせ・入塾手続きは旅行産業経営塾事務局info@bsti.jpまで。
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