新生・ANTA近藤丸の船出にエール 中国地方協議会、会長就任を祝う
全国旅行業協会(ANTA)中国地方協議会(三好和夫議長)は10月7日、今年6月の2025年度総会で第6代ANTA会長に選出された近藤幸二さん(全観トラベルネットワーク)の会長就任祝賀会を岡山県倉敷市の倉敷国際ホテルで開いた。岡山県の伊原木隆太知事や倉敷市の伊東香織市長、ANTA役員らが多数出席し、新生・近藤丸の船出にエールを送った。
伊原木知事は「岡山県から日本の旅行業を引っ張る立場の会長が出るのは喜ばしい」と述べ、「観光業は日本の成長産業であり、岡山県も近藤会長の指導のもと、頑張っていきたい」と話した。
伊東市長は「AIが発達しても全旅協会員の皆さんの企画力、発信力は重要です。日本の基幹産業発展のためにともに邁進しましょう」と語った。
全旅の中間幹夫社長は「全旅協会長はこれまで政治家が務めてきており、プロパーとしての会長は初めてです。卓越したリーダーシップを持つ近藤会長によって全旅協が大きく変わることを期待しています」と話した。
ANTA前会長で二階俊博名誉会長からは「近藤新会長は旅行業を50年続けてこられた経験を持つ頼もしい後継者。新会長のもとで全旅協は新しい未来に向かって歩み始めた。今後とも近藤新会長と全旅協に格別の支援をお願いしたい」とのメッセージが届き会場で披露された。
祝辞を受けて近藤会長は「33年の長きにわたって二階会長の卓越したリーダーシップによって観光は、わが国の成長戦略の柱になっています。先日、東京で開かれた二階前会長の感謝の集いには政財界から多くの要人が出席されており、二階前会長から託されたバトンの重さを実感しました」。
さらに「今期は本部役員の多くが変わり、47支部中17支部に新しい支部長が誕生しました。これまで以上にスピードを上げて本部中心に全旅協を引っ張っていかなくてはなりません。私自身が先頭を切って頑張りたい」と力強く決意表明を行い、出席者に協力を呼びかけた。

「私自身が先頭を切って頑張りたい」
と抱負を述べる近藤会長
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