ANAグループ、航空輸送事業計画の一部変更を発表
19/08/21
ANAグループは21日、2019年度下期の航空輸送事業計画を一部変更したと発表した。詳細は次の通り。
2019年度下期の航空輸送事業計画を一部変更内容
国際線
- ・10月27日(日)より成田=インド・チェンナイ線を、2020年3月(2019年ウインターダイヤ期間中)から成田=ロシア・ウラジオストク線を日本のエアラインとして初めて新規開設し、未就航エリアへの路線拡大を積極的に進めていく。これで世界で47都市68路線に就航することとなる。
- ・エコノミークラスの座席数が多い特性を活かし、ボーイング787-10型機(294席仕様)を10月27日から成田―マニラ線に投入し、アジア・米国間における旺盛な三国間流動需要に応える。
- ・日本を代表する建築家・隈研吾氏の全体監修のもと、最上級のくつろぎ空間に一新した、ボーイング777-300ER型機を、現在運航している羽田―ロンドン線に加え、2019年ウインターダイヤ期間中に、東京(羽田・成田)=ニューヨーク線、次いで羽田=フランクフルト線に投入する。
国内線
- ・国内線の主力機材であるボーイング777-200型機は、国内クラス最大となるタッチパネル式パーソナルモニターを装着した新たなシートを普通席全席に導入するほか、快適性や機能性が更に向上したプレミアムクラスを28席に増席するなどの改修を行い、11月中に羽田―福岡線をはじめとする幹線に投入を開始し、順次対象路線・便数を拡大していく。
- ・引き続き、需要動向や競争環境に応じた路線便数の最適化と投入機種の柔軟な調整を推進しながら、国内線ネットワークを充実させていく。
貨物専用便
- ・中長期的に拡大が見込まれるアジア―北米間の貨物需要を獲得する為、大型貨物専用機のボーイング777F型機を、現在運航している成田―上海線に加え、10月29日から成田―シカゴ線に直行便で週3便運航します。
- ・一方で、国際線貨物をはじめとするマーケットの需要は一部停滞感が見られますが、需要動向や競争環境に応じて、エアラインチャーターやフレーターの便数や路線ネットワークなどを柔軟に調整しながら最適化を図り、着実に収益性を高めていく。
「今年度、成田からの新規開設による路線ネットワークの拡充に加え、快適性と居住性の優れた新機材を積極的に導入するとともに、ワクワクするような工夫やサービスの充実に努め、顧客に特別な体験価値をご提供できるよう、チャレンジを続けていく」と同社。
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