国内観光活性化フォーラム、来年2月の開催に向け全力 愛旅協と愛旅センターが総会
一般社団法人愛知県旅行業協会(藤田雅也会長=アイラブイット)の2023年第10回定時総会が6月6日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで開かれた。役員改選で再選した藤田会長は、来年2月15日に大都市圏では初めての開催となる第18回国内観光活性化フォーラムinあいちが成功するよう取り組んでいくことを改めて表明した。
藤田会長は開会のあいさつで「雲外蒼天」という自身が好む言葉を出し、「苦難を乗り越えたら明るい未来が見えてきます。この言葉をコロナ禍の3年間信じてきました」。また、従来7つあった地区会を3地区に再編したことに関して「きちっとお金をいただき、従業員の給料を上げる」ためのものとし、同一地区の旅行会社でお互いがレベルアップする機会としたいと話した。
さらに国内観光活性化フォーラムについては、実行委員長として参加者3千人、フォーラム後の送客キャンペーンで1年間かけ10万人を集客すると打ち上げた。
来賓としてあいさつした愛知県の大村秀章知事は、今年度2学期から名古屋市を除き県内53市町村で導入する「ラーケーションの日」については説明。ラーニング(学習)とバケーションを両立する試みで、子どもたちが平日に年3日休めるというもの。
大村知事は「家族で校外学習、旅行してもらうことを促します」とし、観光需要を平準化し「観光事業者の生産性をあげる」施策と強調した。「ラーケーションの日は近隣県にも呼びかけ波及効果を生みたい」と述べた。
株式会社愛知県旅行センター(森川雅史社長=宿ネットワークサービス)の第52期定時株主総会も開かれ、森川社長を再選した…
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