JTBなど7社 空港-丸の内の一部自動運転旅客サービスを実験
JTB、東京空港交通、日本交通など7社は11月18-12月1日、成田・羽田両空港から東京・丸の内までを、空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させた、旅客輸送の実証実験を行う。
東京都の「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」 に基づく、MaaS(移動のスマート化)を活用した実証実験で、空港リムジンバスと自動運転タクシー、自動運転モビリティが連携したサービスは世界初の試み。
TCAT-丸の内間を約20分の自動運転タクシーで連絡
成田・羽田空港と東京シティエアターミナル(TCAT)を結ぶ空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させることで、空港から丸の内エリアの店舗までへのスムーズな移動を目指す。
自動運転タクシーの走行区間は、T-CATと丸の内パークビルを結ぶ約3キロで所要時間は約20分。日本交通と日の丸交通がタクシーサービスを提供する。
自動運転タクシーの発着に合わせ、三菱地所丸の内パークビルと丸の内仲通りにおいて、自動運転モビリティの実証実験を行う。
また、JTBは、空港リムジンバスと自動運転タクシーを組み合わせたサービスの提供を通じて、MaaSの概念に適応した新たな旅行サービスの商品化を検証する。
専用サイトで旅客参加者の公募を開始
専用サイトで、同日から体験者(旅客参加者)の公募を始めた。
実証実験参加希望者は、運行日ごとに、①成田空港-TCAT-丸の内②羽田空港-TCAT-丸の内③TCAT-丸の内-と逆ルートの6つのルートから乗車区間を選べる。
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