高速道から道の駅へ退出 「賢い料金」適用を3時間に拡大
20/03/17
国土交通省は、ETC2.0搭載車が高速道路から道の駅に一時退出できる「賢い料金」について、3月27日から退出可能時間を現行の1時間から3時間に拡大する。
高速道路を降りて道の駅に立ち寄り後、3時間以内に同じ方向に再侵入した場合、降りずに利用した料金が適用される。道の駅に設置しているITSスポットで利用を把握できる。
同省では2017年から、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアの大型車の駐車枠不足を補おう現行の取り組みを実施しているが、アンケートで利用者の4割、非利用者の6割が「短い」と回答したことなどを受け延長する。
全ETC2.0搭載車が対象、全国23の道の駅

道の駅23カ所と最寄IC
利用できる道の駅は、高速道路の休憩施設間が25キロ以上離れているエリアの一部で、全国の23カ所で変わらない。19年6月の調査では、人気の道の駅「もっくる新城」(愛知県新城市)では、1日平均平日38・9台、休日30・8台の利用があった。
一般車や観光バスも含めETC2.0搭載車は全て「賢い料金」の対象となる。ETC普及率は約9割で、そのうち2割がETC2.0を利用。大口多頻度割引や迂回割引などがあることで、大型車の利用率は約6割に上る。
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