口コミ効果で外客誘致 JTB旅ホ連兵庫支部が実施(2) 地方部宿泊促し発信を期待
17/08/23
SNSで魅力発信
具体的には、SNSなどによる母国語での母国への「兵庫県」に発信を条件に、1人1泊1万円の宿泊代を補助。1グループ最大2万円までとし、県教委を通じて県内宿泊旅行を呼びかけた。
その結果、告知および実施期間が短かったにも関わらず延べ154人泊の申し込みがあった。当初懸念していた特定地区や施設への偏りもなかった。
同支部事務局の今城政光さん(JTB国内旅行企画西日本事業部)は「トリップアドバイザーを中心に多くの投稿、発信をいただきました。わずかな期間でしたが、そのSNSを読んで地域や施設を訪れる方もいらっしゃいました。館内消費も思いのほか高く、会員施設のメリットは少なくなかったと感じています。本国に戻られて兵庫県をPRしていただくきっかけになったのでは」としている。

南あわじ市ではイベントでハッピ姿に
また、朝野委員長は「外国人観光客が宿泊施設を選ぶ際に口コミ効果の重要性が立証されました」と統括し、同支部サイト内にSNSと連動したインバウンド向けのウェブページを開設するほか、本事業を継続していくことを決めた。
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