東京都連青年部は加藤博之新部長(ホテルニュー高田) 全国大会の成功誓う
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合青年部(都連青年部)は4月19日、東京・本郷のホテル機山館で2019年度総会を開き、任期満了に伴う役員改選で海老原秀一部長(台東区・浅草ホテル和草)が退任し、加藤博之新部長(新宿区・ホテルニュー高田)を選任した。
海老原部長は退任のあいさつで「皆さんの力を得て2年間部長を務めることができました」と感謝を示した上で「次の全旅連青年部全国大会は20年秋に東京で開催されることが決まりました。青年部首都圏ブロック、都連青年部をあげての協力をお願いします」と要請した。海老原部長は19、20年度の青年部首都圏ブロック長が決まっている。
一方、加藤新部長は所信で、同い年のイチローの「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思っています」という言葉を紹介。「今期のテーマは『一歩ずつ、前へ進む』です。具体的には、自分の宿をよい宿にして、お客様に愛され、利益を出し、それを従業員に還元することで、私たち経営者も含め幸せになることを目指します」と抱負を述べた。
また「全旅連青年部全国大会in東京を成功させます」と決意を示した。

「一歩ずつ、前へ進む」を
テーマに掲げた加藤新部長
勉強会は、インバウンド対応、外国人人材の活用、軽減税率対応、オリンピックの受け入れ準備などをテーマに開くほか、部員の拡大にも取り組んでいく。
都連青年部では、ほぼ毎月定例会を研修の場としているほか、スポーツレクリエーションや家族会の活動などにも力を入れている。全旅連青年部にも今期は7人が出向している。こうした活動を親会である都連も全面的にサポートしており、今年度は青年部に対し「後継者育成資金」として100万円を拠出している。
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