ハイブリッド型RYOKAN 鳥取県・皆生游月オープン
鳥取県皆生温泉に5月、全室オーシャンビューの「皆生游月」がオープンした。和と洋のハイブリッド型RYOKANをコンセプトとし、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズのインフィニティ・プールをイメージした露天風呂などを備えた。
皆生游月は、皆生温泉で創業92年を迎える老舗旅館「海色・湯の宿松月」(福元隆司社長)が約22億円を投資し2軒目の宿として建設。客室32室はすべてフロントオーシャンビューで、各室ともツインベッドと和室を備え和のくつろぎと洋の機能を同居させた。
スイートルームは、100平方メートルの室内にツインベッドルームとリビングルーム、8帖和室を2間備える。22平方メートルのテラスには温泉露天風呂も。最大8人まで宿泊できる。コーナースイートは、ツインベッドルームとリビングルーム、10帖和室、ファンクションルーム(食事室)からなり、6人まで利用可。プレミアム和洋室はハリウッドツインタイプの洋室と10帖の和室、内湯、露天風呂を備える。15室あるスタンダード和洋室は、室内49平方メートル、テラス10平方メートルで、ハリウッドツインタイプの洋室と8帖の和室、内湯、露天風呂を設けている。定員は4人。
インフィニティ露天風呂は、水平線と温泉湯船を一体化させ、海に浮かんでいるかのような眺望が自慢。その上、最上階の8階にはスパトリートメントを設けた。
2階のダイニングレストランは、長さ43メートルのオーシャンビュー。オープンキッチンでライブ調理を見ながら食事が楽しめる。ソムリエ、利き酒師が在籍し、国内外のワインや日本酒、焼酎も堪能できる。
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