ヒルトン 客室に生分解性ペットボトルウォーター
ヒルトンは環境に配慮した取り組みの一環として、8月1日から、国内のホテル12軒の全客室5456室に、生分解性ペットボトル「アースグループウォーター」の導入を開始した。8月末までに全客室のペットボトル水を入れ替える。
アースグループウォーターは、カナダのジ・アースグループが販売する、国連世界食糧計画公認のペットボトル飲料水。ペットボトルは、100%リサイクル可能で10年以内に自然に分解される生分解性プラスチックボトルで作られている。
ジ・アースグループでは製品を1本販売するごとに、1・5本の海洋プラスチックごみを撤去する活動を行っているという。
ホテル12軒はヒルトン東京、ヒルトン東京ベイ、ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトンニセコビレッジ、ヒルトン大阪、ヒルトン福岡シーホーク、ヒルトン沖縄北谷リゾート、ダブルツリーbyヒルトン那覇、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城、ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート、コンラッド東京、コンラッド大阪。
2018年8月からガラス瓶の利用に切り替えているヒルトン名古屋を除いたホテルに導入する。
昨年から紙ストローを採用、アメニティの見直しも
このほかヒルトンでは環境負荷の低減策として、日本と韓国のホテルでは、プラスチックストローから紙ストローへ切り替え、宴会場ではペットボトルのミネラルウォーターの提供を廃止している。
また、一部のホテルではシャンプーなど客室内のアメニティを、使い捨ての小型プラスチック容器から、ディスペンサーに変える試みや、ランドリーバッグの布製化、スリッパのビニール包装をペーパーバンドで変えるといった取り組みを始めている。
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