京町家再生「宿ルKYOTO 抹茶ノ宿」 インテリックスと京阪電鉄不動産、11月1日に開業
インテリックス(東京都渋谷区)と京阪電鉄不動産(大阪市中央区)は11月1日、 両社の業務提携に基づき、 第1号の京町家再生施設が完成し開業する。 稀少性の高い構造を活かし宿泊施設としてリノベーション。歴史的建造物での宿泊以外に、宿泊者には抹茶体験を提供するなど、 食の多様性に配慮したサービスを展開していく。
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外観
施設は本年3月、 京都駅から1駅目に開業したJR山陰本線の新駅「梅小路京都西」駅徒歩5分の七条通に面した京町家。 乾物商店として使われていたため、 1階2階ともに天井が高く、 建物内部の通り庭を二棟の建物で共有するという独自の形状と、 そこに生まれる高さ約8mの吹き抜けの空間が特徴の物件だ。
京町家では珍しい大型タイプの施設のため、 客室は広々とした和室4室を用意し、 最大18人まで収容可能だ。
長期滞在のファミリーやグループでも利用できる。
1階は宿泊者がセルフ炭火グリルを楽しめる囲炉裏を配し、 新鮮な京野菜や魚介を提供。
また、 路面店として[cha cha cha]が入店。
アーモンドミルクやライスミルクなどヘルシーなミルクを使った抹茶ドリンクを販売する。
運営は「宿ルKYOTO」シリーズを8施設展開しているトマルバ(京都市下京区)。「抹茶ノ宿」では、 常駐の有人オペレーションを行い、 ホスピタリティ性の高い運営を行う。
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ロゴ
宿ルKYOTO 抹茶ノ宿
<対象施設概要>
名 称 :宿ルKYOTO 抹茶ノ宿
住 所 :京都市下京区朱雀北の口41番の2(JR山陰本線「梅小路京都西」徒歩5分)
土地面積 :172.81平方メートル /延床面積:251.20平方メートル
施 設 :宿泊居室4室(2~6名/室)/店舗1区画最大宿泊人数:18人
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客室
1階:客室
寝室とは別にある座敷は、季節を楽しめる坪庭を眺められる。
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客室2
2階:客室
高い天井には、往時の柱や梁が現れ、開放感がある癒しの空間に。
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ロゴ
1階:[cha cha cha]
ヘルシーなミルクを使った抹茶ドリンクを提供する。
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