日本旅館協会 次期会長に浜野副会長(札幌市定山渓温泉)
20/04/01
日本旅館協会(2486会員、北原茂樹会長=京都市・旅館こうろ)は3月23日、東京・永田町の全国町村会館で理事会を開き、次期会長に浜野浩二副会長(69歳、ハマノホテルズ=札幌市定山渓温泉)を推薦することを決めた。
新会長は正式には、6月17日の総会で、新たに選ばれる理事の互選で選任される。
北原会長は2018年6月の総会で会長に就任し、今年が1期2年目。70歳定年制の会長規定により勇退する。
コロナ対応で、20年度本部会費、総額6千万円相当を免除
理事会では2020年度事業計画と予算も承認した。コロナウイルスの感染拡大の影響により宿泊者、宴会利用者とも激減するなか、今年度の本部会費を免除することを決めた。
本部会費は客室数などで決まり、最大で1施設当たり10万円程度になるという。総額では約6000万円。
同様に各支部の総額で、例年約6000万円程度になる支部会費についても、一律半額に減額する。全国に9支部ある。
また、理事会では事業を縮小しない方針を確認した上で、さらにコロナ収束後の宿泊キャンペーン費用として2000万円を計上した。会費がない分は剰余金を当てる。
日本旅館協会では、針谷了前会長(滋賀県おごと温泉・湯元舘)の2期4年に、徹底的な事業の見直しで財政再建を行っている。
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