コロナ:いわき市 売上半減の宿泊施設に30‐60万円給付へ
20/05/23
福島県いわき市は5月21日、コロナウイルス感染症の影響で経営がひっ迫している宿泊施設に、30-60万円を給付すると発表した。
対象となる宿泊施設は約100軒を見込んでいて、予算は4000-5000万円。
今年3-5月のいずれか1カ月の売上が、前年比50%以上減少している宿泊施設が対象。いわき市旅館ホテル業連絡協議会や福島県旅館ホテル生活衛生同業組合等の組織に属していることも条件にする。
定員数規模ごとに3-4区分し、1軒あたり30-60万円を給付する。6月18日の市議会で可決されれば、6月下旬から申請を受け付け、7月中旬には給付を行う。
宿泊施設の支援では、市民の宿泊料金を補助する自治体もあるが、市の担当者は、「宿泊施設の体力が落ちるなか、県外から人を呼び込めない状況では、宿泊キャンペーンより直接給付の方が、事業継続の助けになると考えました」と話している。
いわき市には福島県有数の温泉地、いわき湯本温泉がある。フラガールで知られるスパリゾート・ハワイアンズもいわき市にある。
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