コロナ:群馬県 総額12億円の泊まって応援キャンペーン開始
20/06/08
群馬県は6月5日から、県内宿泊施設を支援する「泊まって応援キャンペーン」を開始した。群馬県民に限定し、先着30万人に、1泊あたり5000円を補助する。5000円のうち県が4000円、宿泊施設が1000円分を負担する。宿泊期間は7月31日まで。
コロナウイルス感染症の影響で、大きな打撃を受けている県内宿泊施設を支援する。予算規模は12億円。国から交付される、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の一部を充てる。
キャンペーン登録施設で、宿泊料金が1人1泊6000円以上の場合に、利用者は5000円の割引もしくは、会計時に5000円のキャッシュバックを受ける。現在、県内約300施設が登録している。施設への直接予約だけでなく、旅行会社経由でも適用される。
他県の宿泊支援策では、支援の上限を、「宿泊料金の半額」としていることが多い。この点について県では、「制度をできるだけシンプルに、そしてスピーディーにスタートすることを優先しました」と説明している。
本来であれば4-6月は、群馬県がJRグループと9年ぶりに共催する大型観光キャンペーン、「群馬デスティネーションキャンペーン」(群馬DC)の真っ最中だった。全国からの集客ができない状況で、県民の県内宿泊需要が県内観光産業を支えることになる。
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