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首相来場し伝統舞踊披露 パプアニューギニア・万博ナショナルデー

25/07/31

大阪・関西万博で7月21日、パプアニューギニアのナショナルデーが開催された。 南太平洋に位置する約600もの島々、800以上の部族が暮らす同国は、万博内で共同パビリオン「コモンズA」に出展している。

記念式典では、日本とパプアニューギニアの両国の小学生による国歌斉唱と国旗掲揚があり、その後、パプアニューギニアのジェームズ・マラペ首相があいさつ。「万博に我が国が参加できることは名誉。豊かな資源など我が国のさまざまな側面を紹介する場としたい」などと語った。1975年に独立国となり、日本と外交関係を樹立して今年で50年。インフラ整備や農林水産業、液化天然ガス(LNG)事業など日本からの継続的な支援に深い感謝の意を述べていた。そして同国から来日した約20人のダンサーによる打楽器と伝統舞踊のパフォーマンスなどがステージで披露され会場は盛り上がった。

パプアニューギニア

万博の記念式典での民族舞踊のパフォーマンス

多くの島々を抱える同国では、航空輸送は国民の移動に欠かせない。同国第2の経済都市レイ近郊には、JICA(国際協力機構)の協力によって旅客ターミナルや滑走路などが整備されたナザブ・トモダチ国際空港がある。また、コロナ前まで運航されていた国営のニューギニア航空による日本との直行便再開も目指している。

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