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西九州新幹線開業でぶらりとおいで 長崎県

21/11/15

2022年秋に開業する「西九州新幹線」。九州最西端の長崎県に入ってくる“新しい風”を大阪にも届けようと、西九州新幹線開業準備実行委員会の日高雅之会長と吉田匡博副会長、東大智さん、吉田耕介さん、長崎県新幹線対策課の木村省三さんと川上真也さん、県大阪事務所の水谷大吉さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

1年後開通する西九州新幹線は、佐賀県の武雄温泉から長崎市の区間66キロメートル。整備計画では九州新幹線・新鳥栖駅から分岐する予定なので、部分開業となる。それでも博多から長崎までは現行の最速1時間50分から約30分短縮。武雄温泉駅では、在来線とは対面乗り換えで乗客に負担をかけない方式だ。県内には長崎駅のほか諫早駅、新大村駅が開設される。

実行委員会の皆さんは県内各地で活動する民間事業者。「官民一体で西九州新幹線開業を盛り上げています」という。終着駅の長崎駅には11月1日にヒルトン長崎とMICE施設の出島メッセがオープン。23年には長崎マリオットホテル、24年には地元企業のジャパネットが主体となりサッカースタジアムをメーンに商業施設なども併設した一大プロジェクトを完成させる。

日高さんは「この数年で、長崎はすごく変わります。『そうだ京都行こう』に対抗して『ぶらり長崎それもいい』でいきます。私が住む松浦地域もそうですが、長崎のいろんな地域にぶらりと来てもらえば」。

雲仙市で事業をする吉田さんは「今年8月の豪雨で雲仙の宿泊施設は大きな被害を受けましたが、新幹線開業の来年秋にはリニューアルも完成し、皆様を完全にお迎えできる体制です。西九州新幹線でぜひお越しください」と話していた。

長崎県の皆さん

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