コンセプトは「ドラマティック温泉街」　星野リゾート、６月４日開業の「界 別府」／大分

星野リゾートは６月４日、大分県別府温泉に「界 別府」を開業する。コンセプトは「ドラマティック温泉街」。館内に別府の温泉街のムードを演出、客室から望む別府湾の眺望の時間による移ろいなどから決定した。宿泊予約は４月14日から始まっている。

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」は九州では、大分県瀬の本温泉「界 阿蘇」、鹿児島県霧島温泉「界 霧島」（2021年1月29日開業）に続く３軒目。地上11階の客室棟と地上２階のパブリック棟からなり、客室数は70室。大浴場や湯の広場、足湯、手湯といった温浴施設を備え、料金は１人２食１泊３万１千円から。

館内は、和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や土産店など、かつて「不夜城」とも言われた賑やかな別府の温泉街をイメージ。全客室からは別府湾を望め、館内にいながら別府の温泉街をそぞろ歩きしているような気分に浸れる宿を目指した。