日本人宿泊者数は前々年比では38・4%減、今年も春の需要は低迷 京都市の4月のホテル宿泊状況
21/05/28
京都市観光協会が発表した4月の市内94ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比401・7%増だった。大幅な増加となったものの、昨年4月は1回目の緊急事態宣言で大半のホテルが休業していたため。コロナ禍前の前々年同月比では38・4%減、3月の前々年同月比からは10ポイント強悪化と厳しい状態は続いている。
伸び悩んだ要因は、桜の開花が3月中だったことと、まん延防止等重点措置や3回目の緊急事態宣言発出の影響。
外国人延べ宿泊客数は同29・2%減。前々年同月比では99・8%減と、ほぼゼロの状態が13カ月続いている。
客室稼働率は3月と比べて10・9ポイント減の20・6%。前年同月からは14・9ポイント増となったが、前々年同月比では69・3ポイント減であり、春の宿泊需要は今年も失われた。
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