「フェアフィールド·バイ·マリオット·和歌山すさみ」がオープン 道の駅に隣接、地域観光の拠点に/和歌山
世界中でホテルを運営するマリオット・インターナショナル(本社・米国)は6月9日、和歌山県すさみ町に「フェアフィールド·バイ·マリオット·和歌山すさみ」をオープンした。道の駅すさみに隣接し眼前に臨む太平洋をはじめ地域の魅力を体感できる施設として期待を集めている。
同社のホテルブランド「フェアフィールド」による、各地の道の駅を拠点とした「Trip Base 道の駅プロジェクト」の国内13番目の施設として誕生。住宅メーカー積水ハウスとタッグを組み、ホテルを道の駅に隣接させ日本の文化伝統や地域観光を国内外の観光客に楽しんでもらおうという地方創生に向けたプロジェクトだ。地域観光資源のネットワーク化を目指し、8月2日には岐阜県高山市に「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川」もオープン予定。2025年には25道府県で約3千室規模への拡大を目指す。
同館は、太平洋に面する道の駅すさみに隣接。世界遺産・熊野古道にも近く、海山の周辺エリア観光の拠点としての利用を促す。「めはりずし」をはじめとした郷土料理や海山の幸が味わえるのも特徴だ。

「フェアフィールド·バイ·マリオット·和歌山すさみ」外観
地下1階には温泉施設「望海のゆ」もオープン。ホテル宿泊客は無料で利用できる。
「フェアフィールド」共通デザインとしては、パブリックエリアを交流の場であるソーシャルスペースとして提供。客室にはベッドや収納スペース、ワークスペース、ガラス張りのシャワーブースと冷蔵庫を完備。道の駅の特産物が詰まった朝食ボックス付きプランも設定している。
同館では12月末まで開業記念キャンペーンも設定。フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルのオリジナルエコバッグ付きのパッケージを用意している。
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