丹鉄「丹後くろまつ号」、今年もJR小浜線に乗り入れ 単独走行を実現、内容も拡充
20/09/05
京都丹後鉄道(丹鉄)は10月2―4日、観光列車「丹後くろまつ号」のJR小浜線に乗り入れ運行を実施する。初めて実現した昨年が好評だったため、今年の運行につながった。
丹鉄を運行するウィラートレインズ、JR西日本、福井県、敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町、若狭湾観光連盟、福井県インバウンド推進連携協議会、嶺南地域振興推進協議会、ウィラーが共同で実施。北陸新幹線敦賀開業を2023年春に控え、福井県嶺南地域の魅力をアピールしようと企画した。
今回は、昨年のJR西日本のディーゼル機関車のけん引ではなく、「丹後くろまつ号」単独での走行。運行区間も昨年の西舞鶴―敦賀駅間から、敦賀駅―丹鉄・天橋立駅まで延長、コースも8コースから10コースに拡張するなど充実を図った。車内では嶺南、丹後エリアの食材を使った料理を提供するほか、敦賀、小浜両市のまち歩きに便利な周遊パスポートを配布するなどの周遊企画も用意した。
コースは敦賀―小浜、小浜―天橋立、小浜―西舞鶴の3区間で、それぞれ朝昼夕の1日3便、4便運行。定員は各コース20人。予約はhttps://travel.willer.co.jp/train/tantetsu/obama-line/へ。
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