日本人宿泊者数は前々年比で43・3%減 京都市の6月のホテル宿泊状況
21/08/02
京都市観光協会が発表した6月の市内98ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比94・0%増だった。前月の5月からは14・2%増。前月に続き大幅な増加が続くが、コロナ禍前の前々年同月比では43・3%減と、厳しい状態が続いている。
外国人延べ宿泊客数は同23・2%増。前々年同月比では99・8%減と、ほぼゼロの状態が15カ月続いている。
客室稼働率は5月と比べて6・0ポイント増の20・6%。前々年同月比では60・2ポイント減で国内他都市よりも低い状態が続く。
市内の主要旅館の客室稼働率は同3・6ポイント増の11・2%。5月からは8・2ポイント増だが、一部で再開の動きがみられるものの修学旅行の大半が延期や中止になっていることから、同協会では旅館業界は当面厳しい状態が続くとみている。
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