日本人宿泊者数は19年比で23・1%減 京都市の9月のホテル宿泊状況
21/11/01
京都市観光協会が発表した9月の市内100ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比12・9%減の20万5792人泊だった。コロナ禍前の2019年同月比では23・1%減。ワクチン接種の普及や感染対策が進むが、緊急事態宣言発出や前年のGoToトラベルによる活況の反動で前年を割り込んだ。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比では99・6%減と、ほぼゼロの状態が18カ月続いている。
客室稼働率は同5・9ポイント減の32・9%。前々年同月比では55・9ポイント減で国内他都市よりも低い状態が続く。
市内の主要旅館の客室稼働率は同16・7ポイント減の11・5%。再び修学旅行の延期が増えたことで冷え込みが深まった。
同協会では、11月の客室稼働率は52・6%まで回復すると見込む。国や自治体の消費喚起策次第ではさらに数値が上向く可能性も指摘している。
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