日本人宿泊数は36万7824泊、桜早期開花の影響で回復落ち着く 京都市の4月のホテル宿泊状況
23/06/07
京都市観光協会が発表した4月の市内110ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊数は前年同月比8・7%減の36万7824泊だった。前月3月からは29・6%減、2019年同月比では50・0%増。コロナ禍以前からの調査対象だった44施設で比較すると前年同月比では9・4%減、19年同月比では2・1%減。桜の早期開花が例年より早く3月に宿泊需要が高まった分、やや減少となった。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比は22・9%増の45万1966泊で、コロナ禍以前からの調査対象だった44施設で比較すると21・1%減。前月から大幅に増加し19年10月以来となる50%超えとなった。国・地域別ではアメリカ、台湾、オーストラリアの順。イースター休暇で欧米方面が好調だった。
客室稼働率は同33・1ポイント増の78・9%と高稼働に。19年同月の89・9%に届かないが回復が進んでいる。
市内の主要旅館27軒の客室稼働率は同35・4ポイント増の65・8%。回復が進むが、桜の早期開花の影響でコロナ禍前の水準には満たない。
同協会では、5月の客室稼働率は72・2%、5月は72・3%、6月は68・9%と予測している。

桜早期開花で落ち着くもインバウンドは回復
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