全国に「メルキュール」登場 アコーがリブランド
フランス・パリ拠点の大手ホテルグループ、アコーは4月1日、大和リゾートがロイヤルホテルなどのブランド名で展開してきた日本国内の22ホテルを「グランドメルキュール」と「メルキュール」に一斉にリブランドした。
これまでプレミアムブランドのグランドメルキュールは世界60施設、メルキュールは世界900施設を運営している。国内22ホテルの内訳はグランドメルキュール12施設、メルキュール10施設。ほぼすべての施設で宿泊料金に食事やドリンク、アクティビティが含まれるオールインクルーシブで展開する。
3月28日にグランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ(250室、山梨県北杜市)で開いた会見でアコー・アジアのガース・シモンズCEOは「アコーは世界110カ国で42ブランド、5500を超えるホテル等を展開しています。今回のリブランドで日本のホテル数は2倍になります。日本市場は重要な市場です。さらなる成長を図りたい」などと話した。
![アコー](https://www.travelnews.co.jp/img/240521yado1.jpg)
中央がシモンズCEO
会見後はリニューアルしたロビーラウンジや客室フロア、温泉ラウンジ、レストランなどの内覧会が行われた。
このうち地下の宴会場を改装して新設した子どもたちの遊び場広場「杜の8」は1400平方メートルの圧倒的な広さ。天井も高く広々した空間は3つのエリアに区切られ、ボルダリングやドリフト三輪車、手回し自転車といった特徴ある遊具や、滑り台のついた木造の構造物があり、子どもたちが何時間でも飽きずに遊び続けられそうだった。
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