「自分を“洗濯”できるホテル」に ホテル南水、今年秋にリブランド再オープン/高知
24/05/21
ホテル南水(高知市)が今年秋、リブランドして再オープンする。「hotel nansui」としてラグジュアリーホテル化。「日常では味わえない、充実した時を通して自分を“洗濯”できるホテル」を宿泊体験のコンセプトに、これまで培ってきた歴史を受け継ぎながら新しいスタイルで高知での宿泊を提供する。
同館は坂本龍馬屋敷の跡地にあり、高知市観光に至便な地に立地。50年以上の歴史を持つが、このほど港屋マネジメントが経営を受け継ぎ、リブランドすることになった。
坂本龍馬の人となりとして「marginal(境界)」をグランドコンセプトとしてリノベーション。固定観念にとらわれない新しいホテル空間と体験を提供し続けることを掲げる。「自分を“洗濯”できるホテル」という宿泊コンセプトは、龍馬生誕の地で観光を楽しむだけでなく龍馬の姿に想いを馳せ、新しい旅や自分を発見するという新しい宿泊を提案しようというものだ。
施設デザインは、高知の自然素材や技術・工法を採用。アートミュージアムのような滞在体験型ホテル空間への転換を図る。
建物は鉄筋コンクリート造地上7階建て、客室数は33室。ギャラリーやレストラン、ロビーラウンジ、ライブラリー、セルフバー、屋上テラスを備える。スタンダードルームは32室で、広さ37平方メートル。オールインクルーシブでサービスを提供する。スイートルームは1室。プライベートサウナを併設する。
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