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美肌の湯、茶、焼き物− 嬉野市の魅力/佐賀嬉野特集

美肌の湯で知られる嬉野温泉。シンボル的なゴシック風建築物の外湯、シーボルトの湯をはじめ温泉街には足湯スポットが点在し、気軽な湯めぐりも。温泉以外にもスイーツ、湯どうふなどの食も魅力だ。

シーボルトの湯

温泉街のシンボル
シーボルトの湯

同温泉を代表する老舗の一つ、和多屋別荘は今年11月、特産のお茶と読書を楽しめる「BOOKS&TEA三服(さんぷく)」がオープン。嬉野ならではのセレクトショップも並ぶ。ワーケーションプランも充実し、ウィズコロナ期の新しい温泉旅館の過ごし方を提案している。

「うれしの茶」は地域を代表する特産品。茶の歴史や生産工程などを分かりやすく紹介した「うれしの茶交流館チャオシル」は入場無料。別途有料で茶染め体験やお茶のいれ方教室など体験メニューも設定し、五感でうれしの茶に触れられる。まちを囲む里山に入れば一面茶畑の「茶空間」が広がる。展望テラスが設けられている茶畑もあり、心地よい空間でお茶を楽しむイベントも。「ティーツーリズム」は嬉野ならではのユニークなプログラムがずらり。

嬉野市は、日本遺産「日本磁器のふるさと肥前」を構成する焼き物の里。市内各所に窯元が点在しているが「志田焼の里博物館」は大正期に創業した工場をミュージアムとして蘇らせた。志田焼の歴史や製造過程を学ぶことができるほか、1万点以上の作品を展示。ろくろを使った造形体験や絵付けの体験もでき、作った作品は後日宅配便で配送される。入館料は大人300円。1月末まで、県内の焼き物の産地で使える周遊パスポート「ななぱす」が設定されている。

志田焼の里博物館

志田焼の里博物館

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