乗鞍WEEK 8月22日から畳平エリアで星空観測会など
岐阜県の乗鞍岳・畳平エリアを会場に8月22-31日、星空観測会など乗鞍WEEKが行われる。

乗鞍岳・畳平周辺(飛騨乗鞍観光協会提供)
2018年度に、岐阜県が高山市や地元関係者と設置した、「岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会」の主催で、今回が初めて。
東京大学宇宙線研究所乗鞍観測所の見学会や観測所長による講演会、星空観測会、ライチョウ講座などを開く。
このうち東京大学宇宙線研究所乗鞍観測所の見学会と講演会は8月27日に行う。事前申し込みが必要で、参加は無料。
乗鞍スカイラインの標高2702メートルに位置する乗鞍・畳平の乗鞍バスターミナルで、乗鞍観測所長の瀧田正人さんから、観測所の成り立ちや役割について聞いたあと、観測所を見学する。
バスターミナルから観測所までは、ほぼ舗装された道を徒歩で約40分。
講演会は11-12時。見学会は講演会参加者を対象に、10人ずつ3つのグループで受け入れる。
ライチョウ講座は8月23日に、同じ乗鞍バスターミナルで。参加は無料で、事前の申し込みもいらない。
岐阜大学准教授の楠田哲士さんが、「ライチョウの危機と動物園での保全への挑戦」について話す。乗鞍高原には野生のライチョウが約100羽生息しているそう。
星フル乗鞍de天体観測バスツアーは残席わずか
星空観測は、丹生川観光(高山市)が「星フル乗鞍de天体観測バスツアー」として催行する。同社では昨年初めて乗鞍星空観測バスツアーを実施。ツアーは人気を集めた。
昨年は乗鞍スカイラインの夫婦松駐車場で星空観測を行ったが、今年は乗鞍WEEKの目玉ツアーとして、畳平までのバスの運行と観測が可能になった。
高山駅発着で、丹生川支所と、平湯温泉に近いほおのき平バスターミナルで乗降できる。
出発の時間は日によって違い、8月23日のツアーだと高山駅17時10分発で乗鞍畳平には18時45分着。到着後、星空弁当を食べ、17時20分くらいから1時間半ほど天体観測をして帰路につく。
参加費は弁当付きで大人5000円、小人4500円。ツアーは8月23-9月21日の金土曜日に10本を設定。すでに7本は満席で、19日現在で、8月30日、9月6日、9月20日に空席がある。8月のツアーでは、行きに桔梗ケ原で下車し、サンセットウォッチングの時間も取る。
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