第1回浜離宮大江戸文化芸術祭2019が閉幕
ファッションデザイナー、コシノジュンコさんが総合プロデュースを務めた、「浜離宮大江戸文化芸術祭2019」が8月23-25日の3日間、東京・中央区の浜離宮恩賜庭園で開かれた。
同イベントは今年が初めての開催。期間中、日本の伝統の1つである夏祭りを通じ、日本文化に触れる機会を作った。
オープニングには、コシノジュンコさんのほか、来賓として宮田亮平文化庁長官、小池百合子東京都知事が出席した。
小池都知事は、「もうすぐ東京が世界から注目を浴びます。江戸の文化をどんどん発信して世界に知らしめたいです」とコメント。
コシノジュンコさんは、「日本の文化っていうのは、意外に日本人自身が分かっていない。具体的にやっていくのが私たちの使命。江戸時代のおもてなしとは、思ってないことを成し遂げるということでした。これが実現できて嬉しいです」とあいさつした。
イベントの目玉となったのは、内堀広場に設けられる6メートルの櫓と、櫓の周りで繰り広げられるDJ達のプレイと浴衣フェス、和太鼓などの演奏。24日には、和太鼓奏者・林英哲氏率いるメンバーによる力強い和太鼓が披露された。
そのほか、剣道や居合、薙刀など「武道」のパフォーマンスや邦楽の演奏。百人一首やこま、しゃぼん玉など江戸文化を楽しめる「遊び場」では、家族連れなどが懐かしい遊びを楽しんだ。
飲食ブースでは、会津の地鶏や新潟五平餅、復興支援の一環として福島県ブースには、全国新酒鑑評会において金賞受賞数7年連続日本一に輝いた「ふくしまの酒」が並んだ。
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