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「水の国、わかやま」 旅のシンポジウム開く

19/11/07

和歌山県は10月11日、東京・紀尾井町カンファレンスで「水の国、わかやま」の魅力を紹介する旅のシンポジウムを開いた。

和歌山の川をフィールドワークとするネイチャー写真家の内山りゅうさんが、「和歌山の水のすばらしさ」について、「クリアで青い和歌山の川を見に来てほしい。和歌山には他では減ってしまった、健全な川の証拠である深い淵が残っています。子どもたちだけで川で遊んでいる景色が、和歌山にはあります。是非、川に行って手を入れ、足を入れほしい」などと話した。

内山さんは、和歌山の川にほれ込み20年前に移住した。「川に漁業権がなく、おおらか。ウナギもたくさんいて、ウナギの撮影に困らない。子どもが川遊びをしている場所でウナギが採れる。この数年、ウナギは天然ウナギしか食べていない」と、豊かな和歌山の川を紹介した。

和歌山に行くべき理由は水と川

また、内山さんと親交のあるテレビプロデューサーなど和歌山ファンのメディア関係者によるパネルディスカッションがあり、「東京から飛行機で行けば千葉に行くより近い感覚。空港からレンタカーで1時間走ればボウズハゼがいる川に行ける」「グルメ番組で、和歌山の水でカップラーメン、お茶、コーヒーを淹れて東京の水で比べた。お茶は味が優しくなる。コーヒーはすっと入っていく。味が濃いカップラーメンでも全然味が違った」などと、和歌山に行くべき理由をあげていた。

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