「戦国ワンダー」な雪見船 武将活躍の琵琶湖冬の旅、3月6日まで運航/滋賀
琵琶湖の冬の風物詩として定着している「雪見船クルーズ」。びわ湖雪見船協議会(佐藤祐子会長=びわ湖花街道)と琵琶湖汽船(川戸良幸社長)が3月6日まで運航している。
今年の雪見船は、滋賀県が実施する観光キャンペーン「戦国ワンダーランド」に呼応し、戦国浪漫ムードを演出。大津出身の画家・今森洋輔さんが添乗し、戦国近江の歴史を紹介。船内のポスターをスマートフォンで撮影すると城や船が浮かぶARフォトフレームを設置したほか、琵琶湖汽船オリジナルの戦国マップとリーフレットをプレゼントする。
クルーズ初日に行われた試乗会にはマスコミ関係者が大津港と雄琴港から乗船、比良山系や伊吹山などの山々の冬景色を湖上から眺めながら長浜港までのクルーズを楽しんだ。長浜港では長浜観光協会の岸本一郎会長(浜湖月)らが出迎え、佐藤会長に花束を贈呈。ともに今年の雪見船クルーズの成功を誓った。
佐藤会長は「今年で33回目を迎え、冬の琵琶湖観光に欠かせないものになっています。今年は大河ドラマ『麒麟がくる』で戦国ムードが漂う、これまでとは違った雪見船クルーズを楽しんでいただければ」とあいさつ。
これを受けて岸本会長も「戦国といえば豊臣秀吉と縁が深い長浜は切っても切れない場所。多くの人に長浜を訪れてほしい」と話した。
このあと今年で69回目の「長浜盆梅展」を長浜の迎賓館として建てられた慶雲館で見学。高さ3㍍の巨樹や樹齢400年と伝わる古木など90鉢の盆梅を見てまわった。
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