バンクシー展 3月15日から横浜駅・アソビルで
世界的なストリートアーティスト、バンクシーの作品や版画、映像など70点以上を展示する、「バンクシー展 天才か反逆者か」の内覧会が、3月13日に行われた。展示会は3月15日から9月27日まで、横浜駅直通の「アソビル」で開かれる。
世界中のバンクシーコレクターが収集した作品群を集めた展示会は、2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を巡回し100万人以上が来場、日本へは初上陸となる。
バンクシーの作品として世界的に知られている、「赤い風船と少女」や「プラカードラット」シリーズの展示のほか、バンクシーがパレスチナとイスラエルの境界で手掛けた、「壁で切り離されたホテル」の部屋の再現など、見る者を刺激するアートの数々が展示されている。
内覧会で、主催者兼プロデューサーのアレクサンダー・ナチケビアさんは、「日本人は洗練されていて、アートへの理解も深く、日本で展覧会を開くのはとても嬉しい。バンクシーの作品は深く、人によって違う受け取り方をもたらす。そこに考えや会話が生まれ、行動を引き起こす」と作品を紹介していた。
コロナウィルスについての直接の言及はなかったが、式典と内覧ツアーの時間は短縮され、マスクと消毒スプレーが用意され、「換気に強化しているので、少し寒くてすみません」と、ことわりがあった。
新型コロナによる自粛ムードで、多くの屋内展示施設が休館するなか、当初の予定通りの開会は、反逆者バンクシーならではか。
日時指定の前売りチケットは、平日大人1800円、学生1600円、中学生以下1200円、土日祝日は各200円増しなど。無料音声ガイドを利用できる。
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